#16 メディアアーティストの藤幡正樹さんと考える「ブーム終焉後に求められるNFTアートのカタチ」

Joi Ito's Podcast - En podkast av 伊藤穰一 - Tirsdager

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昨年、取引総額が4.7兆円を突破し、一大ブームと化しているNFTアートの世界。このブームがひと段落した後、求められているアートのカタチとは一体何なのでしょうか?今週は、メディアアーティストの藤幡正樹さんをお迎えして、NFTアートの未来についてトークを展開しました。 藤幡さんは昨年、自身初となるNFTコレクション「Brave New Commons 」を発表。1000件を超える購入申し込みがあり、大盛況のうちに販売を終えています。 【藤幡正樹さんプロフィール】 メディア・アーティスト。1956年東京生まれ。80年代は主にCGを扱った作品の制作、90年代はインターネットやGPSなどの先端テクノロジーに取り組む。96年には《Global Interior Project #2》でアルス・エレクトロニカのゴールデン・ニカを受賞。インタラクティヴな書物をテーマにした《Beyond Pages》は1995年以降世界数十ヶ所で展示された。1992年の《生け捕られた速度》から2012年の《Voices of Aliveness》へと続く「Field-Works」シリーズでは動画にGPSによる位置情報を付加することで仮想空間と現実空間をつなぎ、記録と記憶の新しい可能性を多数の作品群へと展開。2016年には、70年代から現在までの主要作品をARで見ることのできるアーカイヴ本『anarchive #6 Masaki Fujihata』をフランスで出版。2018年の香港での《BeHere Hong Kong》に続いて、残された写真を参照しつつ、その時代の人々の営みをARを用いて現在に再現するプロジェクトの最新版《BeHere / 1942》では、1942年に起きた日系人強制収容をテーマに取り組んでいる。 【編集ノート 】 編集ノートには用語や固有名詞などの意味や内容をまとめています。また、ETHアドレスの取得方法やNFTの確認方法についても、こちらにまとめています。ぜひご参照ください。 【JOI ITO 変革への道 - Opinion Box 】 番組では、リスナーの皆様からお便りを募集しています。番組に対する意見はもちろん、伊藤穰一への質問があればぜひこちら から投函ください。先日からイーサリアムのアドレス記載欄も設けました。特に番組に貢献したリスナーには番組オリジナルのNFTをプレゼントしています。 【コミュニティ醸成実験について 】 これまで番組で小出しにお伝えしてきたコミュニティ醸成実験。ようやくその中身をお伝えできるようになりました。番組という枠を飛び出して、リスナーの方々同士が交流できる場となっています。詳しくは、こちらのリン クをご覧ください。 この実験に参加をご希望の方はこちらのリン クから参加メンバーの登録をお願いします。メンバーのダイバーシティを考慮しながら、徐々にメンバーを拡大していく予定です。参加時期がきましたら、スタッフから個別に連絡をさせていただきます。興味のある方、まずは登録だけでもしてみてはいかがでしょうか。 See Privacy Policy at https://art19.com/privacy and California Privacy Notice at https://art19.com/privacy#do-not-sell-my-info.