Vol.214: 井上知香(クラシックサックス奏者)2/4
1%の情熱ものがたり(海外在住日本人の情熱インタビュー)by Mitsu Itakura / ゼロハチロック - En podkast av Zero-Hachi Rock
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The show must go on。日本が揺れている、世界一安全と呼ばれた国での衝撃的な事件。生きてる僕らがどんな風に変わっていくのかが大切で、”The show must go on” と呟いてみる板倉です、こんにちは。 「1%の情熱ものがたり」前回に引き続き、54人目のインタビュー。最初は見た目で選んだというサックス、中世から続くクラシック音楽史の中では比較的新しい楽器だそう。はるか昔の作曲家の想いを想像し今新しい音色を奏でる、これってまさに「温故知新」。場所や固定概念に縛られない自由さと優雅な魅力を感じる知香さんの素敵なものがたり。 幼少期に養われたであろう幅広い視野と国際性。いろんな文化や考え方を受け入れられる柔軟性は人生においての楽しみや幸福感が増えるように感じました。マーチングバンドでサックスを手に取ったエピソード。どこでどんな出会いがあるのかは分からないもんですね。 それでは、お楽しみください! ▼Show Notes : Vol.214 ・大阪府高槻市出身・4〜9歳までドイツに移住・フランクフルト近郊での生活・インターで英語、補習校で日本語・一旦日本に3年間戻って生活・中学、高校はサンディエゴで過ごす・帰国子女としての日本での思い出・比較的活発な子供だった・両親の教育への感謝・4歳から習い事でピアノを始めた・子供の頃の夢はサッカー選手・転勤は割とすんなり受け入れられた・国際色豊かだったドイツの頃・子供の頃から日本代表の意識・人生の転換期となったこと・サクソフォンとの出会い・アメリカでマーチングバンド入隊・見た目で選んだサックス・大学入学時、一人アメリカに残ることを決めた・サックスで大学を専攻・拾ってくれた恩師・これから伸びるものを大事にする文化・どのレベルでも居場所がある・トータル9年間で博士号取得・大学教授も視野にあった・仕事はコネクションの中から・LA Philでの演奏ポジション・クラリネット奏者との関係性・アジア人女性としては初・サクソフォンの音色 収録場所:ロサンゼルス@ZOOM リアルアメリカ情報 (41:06〜)・アメリカの結婚あれこれ – 中編:ウェディングドレスと指輪 – *1〜2時間ほどインタビューさせて頂いた内容を、4回にわたり配信しています。(アメリカ時間で毎週金曜) ▼Interviewee Profile 井上知香 / Chika Inoueクラシックサックス奏者https://www.chikainoue.com 大阪・高槻市出身、幼少期よりドイツと米国に在住。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)、カリフォルニア州立大学フレズノ校大学院を経て、南カリフォルニア大学(USC)ソーントン音楽学校博士課程を修了。現在はロサンゼルスと京都を拠点とし、LA Philでサクソフォンを担当。ギタリストのスコット・モリスと供にハリウッドのキャピタルレコードにてデュオChika & Scottの収録をし、2020年にアルバム「Unfettered」をリリース。スペイン・グラナダ「グラナダ音楽フェスティバル」、米国・オレゴン州「アストリア音楽フェスティバル」、中国・太原「国際サクソフォン/クラリネット フェスティバル」などに出演。また、カリフォルニア州立大学ドミンゲスヒルズ校にて音楽科の講師を務め、後進の指導も行っている。ベルリン芸術大学、マンハッタン音楽学校、クリーブランド音楽院、テキサス大学オースティン校、ウェストミンスター大学、など世界各地の大学や教育機関でもマスタークラスを行う。Selmer Paris Saxophone, Vandoren, lefreQue, KeyLeavesアーティスト。
